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BLITZ RACING WHEEL type 01


数年前、ホイールを破損してから前後2本ずつ 、別メーカーのホイールを装着することとなっていたのですが、やっぱり4本とも揃っていた方がイイということで、とりあえずオークションサイト、中古パーツサイトなどを検索。

BLITZのホイールで10年くらい前のモデル、そしてPCD100ということもあってか、そう簡単には見つけられないであろうと思っていたところ、同タイプ・16インチ・7JJ・オフセット+38、1本のみが出品されていた。

しかし、PCD114.3とあり、そのオークション出品ページの記載には「PCDは簡易的な方法での計測です」などとも書かれている。

自信のなさそうなコメントに、もしかすればPCD100かも?と勝手にプラス思考で、出品者のショップへ現物確認に向かった。

到着して、モノを出してきてもらうと、やはりPCD114.3。

先にTELにて一応、装着していた車種について聞いてみると180SXだということで、5Hの日産だと望みはないと覚悟していたが、この目で見るまでは諦められなかった。

大破したホイールは2ピース構造(リム部分とディスク部分から構成)であり、損傷はリム部分だけなので、PCD100のディスク部分を移植できないかと苦し紛れに聞いてみたところ、ショップの店員さんは「素人がいじるもんじゃないよ」とあっさり却下。

おそらく、普通は移植なんかしないだろうし、安全上の理由などもありショップの方もそういう経験がないのであろう。

一度は諦めかけたが、移植でもなんでもやってみないことには結論はわからないということで、DIYのサイトを検索してみるも、4輪用のホイールを移植したというコンテンツは見あたらないし、周りの車好きに聞いても経験はなかった。



では、やってみましょう! ホイールの移植です! 人柱です!


見ての通り、リムの内側の一部がありません。どんなクラッシュでこうなるの。

リム部をおもいっきり大破してはいるが、ディスク部は外見上全く問題なさそう。

ホイールを裏から見ると、ナットで止められているので、単純に外して付け替えれば大丈夫じゃないの?なノリです。

「アルミホイール修理」でサイトを検索してみると、地元にもそういう工場があったので"気持ちの保険"というか、ミスったときの為に修理見積もりとアドバイスを伺いに行きました。

その工場のおにーさんには、とても親切に、

・ 留めてあるボルトについて使用するレンチ(ソケット)のことや、
・通常ゆるみ止め剤が塗られてあり無理に緩めるとボルトが折れる可能性があることや、
・ 基本的にタイヤを外して作業をしなければリムがつぶれる可能性があること

などを教えて頂きました。

よく考えてみると、どれも当たり前のことではありますが、なかなか経験がなければすぐにそこまで気が付かないと思います。さすがプロ!

ちなみに、検索結果にマッチしたアルミの板金修理の業者に、メールなどで画像を見せて問い合わせてみましたが、すべて答えは「NO」でした。

それらの業者にしてみれば、実際にモノが手元に無いわけだし、うかつなことは返答できないのでしょうか。

さすがに自分でやっても大丈夫と言ってくれたのは、地元のプロだけでした。

適切なアドバイスも頂き、とりあえずバラしてみましたが、大丈夫そうなので後日ホイールを購入して取り付け完成。


ディスク部のみになっているのがPCD114.3です。タイヤなしホイールが、リム部移植後のもの。
よくみてみると、5Hのピッチの違いが判ると思います。

ホイール1本につきボルト40本で取り付けられており、2本分計80本外して40本締めるのは、結構手間と時間がかかりましたが、それよりも達成感・満足感のほうが大きいと思います。

あと、そのテンションでタイヤ4本も新調してしまいました。

念のためガソリンスタンドにて、タイヤ未装着状態のホイールバランスを測定してもらうと、リム部外側(表側)の一部に、約15gオーバーの表示が出ました。OK!